なんちゃってフェイシャル

友人が治療にきて、これから履歴書用に写真を撮るから小顔にしてくれとのこと。

それなら前日に飲みすぎなきゃいいのに…

 

しょうがないので鍼治療に加えて普段はやらない顔回りのマッサージ。

普通に鍼をするだけでも顔色のくすみが取れ、目がぱっちりと大きくなる。

さらに表情筋をゆるめ左右差をなくし、あごのまわりのむくみをマッサージ。

なんちゃってフェイシャルでも結果は上々で、

一週間前にとって気に入らなかった写真とくらべると歴然。

(写真の掲載は拒否されました(笑))

 

やりながら本職の美容鍼ってどこまで目標にやるんだろう?

目じりのしわを一本ずつとったりするのかな?

顔の表情も筋肉だから筋トレもきっと必要だよね、なんて思う。

でも実際に人に会った印象はその人のもつエネルギーの大きさとか質とか、

姿勢とか動きのしなかさとか色々関係するので、

顔だけにこだわる必要はないよな~と思いますが。

 

もし治療の後で面接とかお見合いとかの方はお知らせください。

なんちゃってでよければフェイシャルやりますので(笑)

 

「夏の疲れ」

9月の終わり、台風一過で気持ちの良い秋晴れですね。

 

ここ最近は肩の凝りがとれない、頭が痛い、食欲がでない…という方が多かったです。

症状の出方はいろいろでも、共通していたのはお腹が冷えて硬くなっていること。

夏の間は冷たい飲食物をとる機会が増えるので胃腸も冷えてしまいます。

お腹の硬さが邪魔をして、全体的な気のめぐりが悪くなっている感じでした。

 

普段自分のお腹なんて押さないと思いますが、あおむけで押してみると硬いところや痛い

ところ、弾力がやけになかったりと、体調が反映されていることが多いです。理想はつき

たてのお餅のような弾力のあるお腹と言われます。

 

また夏の間は水分をたくさんとる一方、クーラーのせいで発汗が妨げられ水

はけが悪くなります。夏場に意識的に汗をかくことも大事です。

 

そういう自分も毎年調子を落としていたのですが、今年はビールを少なめにしてジョギン

グやフットサルで汗をかく機会を増やしたところ快調です。

生活習慣って大事だな~とあらためて実感しています(笑)

 

「ぎっくり腰」

7月中はぎっくり腰でみえる患者さんが多かった。

きっかけをうかがうと何もやってないとか、ちょっと前かがみになっただけ、くしゃみし

ただけと、ささいな動作で症状がでている方がほとんど。

 

でもよくよく話を伺うと、仕事が忙しく疲労がたまってたり、おんなじ姿勢で長時間座っ

てたり、冷房で足元から冷えていたり、飲食の不摂生がかさなったり、強いストレスがあ

ったり、女性だったら生理も関係していたりと、もともと体が硬くなってたからだな~と

思う。

 

そこで治療としてはまず体全体の状態を整えること。冷えた胃腸を温めたり、疲労やスト

レスで停滞しためぐりを良くしたりする。それだけで腰まわりの筋肉がやわらかくなるの

を感じるかたが多い。

 

そのうえで症状が出ている腰にアプローチ。痛みの部位や出方にもよるけれど、患部の状

態が冷えて弱って痛くなっている場合と、熱を持って腫れあがっている場合で治療を変えていきます。

 

よくぎっくり腰はくせになるとおっしゃる方が多いですが、痛みの原因となった生活習慣を振り

返ってもらえたらな~、なんて思っています。

 

 

※弱っている場合は鍼で足りなくなってるエネルギーを補う。そしてお灸の熱であたためる

。指圧で押されて気持ちいい場合が多く、症状の出方も比較的マイルド。治療のあとスタ

スタ帰っていかれる方が多い。

 

それに対して熱を持って腫れあがっている場合は要注意。だいたいちょっと動くだけで激

痛が走るような感じ。不用意に鍼やお灸をすると症状がよけいひどくなることがあるので

、患部の周囲から治療して腫れや熱を取り除いて自然治癒力がちゃんと働くような状況に

していく。またかばいの動作で患部以外もあちこちが硬くなるので、2次災害にならない

よう取り除いておく。こちらは普通の生活に戻るまでちょっと時間がかかります…。