梅雨時のからだ

ここのところ治療中に汗をかくひとがとても多いです。

梅雨に入って湿度が高くなると、洗濯物が乾きにくくなるように、

体の中の水気が汗として皮膚から出にくくなるんですね。

鍼で気のめぐりが良くなると、じわーっと余分な水が出てスッキリします。

 

体の中の余分な水気はむくみの原因になったり、体のだるさや冷えにつながります。

なので積極的に汗をかくことが、この時期の養生ですね。

暑くなってきてシャワーで済ますことも増えてきますが、

じっくりと腰湯などいいかもしれません。

 

なお腰湯をするときには水含みが効果的です。

腰湯しながら軽く一口水を含んでおくと、3分くらいでどろっと濃くなった唾液がでます。

それを吐き捨てて2回~3回繰り返すと、最初出にくかった汗がどんどん出てきます。

口の中に水が入っていると、水分補給されてると体が思って余分な水気を排出するようです。

ぜひお試しください!

上履き問題

こどもが保育園で進級して、4月から上履きを使うことになりました。

なんで上履きなのか園から特に説明はありませんでしたが、

いままでは1歳児のクラスなので、よちよち歩きが多かったり、

教室の中も木の床なので上履きは必要なかったのかもしれません。

 

武道をやっていたときもずっと裸足だったので、

小さいうちは裸足で走り回っていればいいんじゃないか?と浅い認識でいましたが、

靴についてちょっと考える機会になりました。

 

そんなときに読んだのがこの本。

「子どもの成長は足で決まる!」柴田英俊著

子どもの足に起きやすい症状がわかりやすくのっていました。

 

裸足だと足にかかる衝撃によって、踵の骨が外側にくの字に曲がってしまうこともある。

かといってサイズの合わない靴を履いてると、靴の中足がずれないように指を曲げる癖がついたり、

先の細い靴や脱げやすいサンダルを履いていると、靴の中で指が浮いてしまったり。

足は重たい体を支える部分なので、その影響は姿勢や歩行と影響が大きいですね。

 

ちなみに良い靴の選び方は

・つま先が広いこと(指の動きを邪魔しないように)

・つま先が少し上がっている事(蹴りだしやすいように)

・かかとがしっかりしていること(かかとが不安定にならないように)

 

そしてサイズを選ぶときはインソールを出してその上に子どもを立たせ、

・横幅がはみ出していないか、

・先端から指先まで5ミリ~1センチの隙間があるか

をチェックするとよいようです。

 

そう考えると自分が子供のころから履いていた先がゴムの上履きはダメですね。

走るとかかとはすぐ脱げるし、つま先は細くなってるし。

みんな当たり前に履いてたから、考えたこともなかったです・・・

 

聖なるちくわ

1週間ほど手違いでホームページが表示されていませんでした。

お休みかと思った方、失礼いたしました。。

 

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「聖なるちくわ」

良い治療をするにはこうなりなさいと学生時代に教わりました。

 

患者さんを治そうと力むのではなく、

天からの気を流す筒になればいいということでした。

 

それからというもの、気が流れる体になるために色々なことをやりました。

太極拳やゆる体操、立禅を日常的にやっていた時期もあります。

 

目指すのはゆるゆるふわふわの、食感の良いちくわです。

硬いちくわは気の伝わりが良くないのです。

 

トレーニング積んでだいぶ良くなったと思ったら、

こんどは穴の中に何か詰まっていることに気づきました。

(ちくわには穴があった!!)

自分の心の状態、精神状態も気の流れに影響するのです。

 

それからは穴の掃除のために瞑想が日課になりました。

全然気づいてなかったけれど、要らないものがたくさん詰まってました。

 

穴がだいぶきれいになったと思ったら、今度は別の疑問が出てきます。

もっと長くした方が食べ応えのあるちくわになるんじゃないか?

もしかして材料の仕入れ先や魚の種類を変えるなんてこともできるのか??

 

そんなふうに心と体の間を行ったり来たり。

ちくわの開発に果たして終わりは来るのでしょうか?